- 五十嵐敦史
強め
あ、何だ!?首に何か生物的何かを感じる
猫か犬か?やっぱり猫だろ!
おいおい俺は両方とも飼っていないだろう?
じゃあ一体何だったんだ?この生物的な感触は…
と思いながら何となしに
窓の方を見たら、窓が開いていた。
「あ?開けっ放しか…何か忍び込んでいた?」
「いや違うな…」
「あぁなるほど、風か。にしても強い方だな」
「あぁでも、昨日よりマシだな。いや、同じくらいか?」
「いやぁ昨日ほどではないか?無いな。ん?どうだ?」
と、ちょっと多めの独り言。
とにかく生物的な感触を感じていた原因は
窓から吹き込んでいた風だった。
おかげで猫が飼いたくなった。
ありがとう吹き込み風!!
猫飼いたいなんてメルヘンな気持ちにしてくれて!
まぁおっさんが言っても気持ち悪いけども!